
雨の日には、しとしとと降る雨音をBGMに、心が温まる映画を観るのはいかがでしょうか。Amazonプライム・ビデオには、そんな時間にぴったりの作品が揃っています。今回は、雨の日に観たい心温まる映画を5本ご紹介します。
1. 『天気の子』(2019年)
監督:新海誠|出演:醍醐虎汰朗、森七菜 ほか
「君の名は。」で世界を魅了した新海誠監督による、美しくも切ない青春ファンタジー。
舞台は雨が降り続く東京。家出少年・帆高は、ひょんなことから“晴れ女”の力を持つ少女・陽菜と出会います。2人の心の距離が徐々に近づいていく中、世界のバランスと彼女の運命に大きな代償が求められることに──。
RADWIMPSによる劇中音楽は、物語と完璧にリンクして感情を引き出してくれます。雨が印象的な作品だけに、雨音とともに観ると心に沁みる一本。恋愛映画でありながら、「選ぶこと」の意味を考えさせてくれる深いテーマも魅力です。
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2. 『日日是好日』(2018年)
監督:大森立嗣|出演:黒木華、樹木希林、多部未華子 ほか
人生に迷う20代の典子が、母のすすめで茶道教室に通い始めるところから物語は始まります。最初は理解できなかった所作や季節の移ろいが、徐々に彼女の心に染み渡っていく──。樹木希林さん演じる先生の言葉一つひとつが深く、静かな感動を生みます。
この作品は、「日々の暮らしを味わう」という日本的な美意識が詰まっています。なにげない日常の中にある“豊かさ”を再発見できる作品で、雨の日の静けさと相性抜群。観終わったあと、温かいお茶を淹れたくなります。
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3. 『恋は雨上がりのように』(2018年)
監督:永井聡|出演:小松菜奈、大泉洋 ほか
怪我で陸上の夢を絶たれた女子高生・あきらと、人生にくたびれた中年店長・近藤。年齢も立場も違う2人の関係性は、“恋”というより“尊敬”と“救い”が織り交ざった不思議な絆として描かれています。
タイトルどおり、雨が重要なモチーフ。雨の日のセンチメンタルな気分にぴったりな映像と音楽。あきらのまっすぐなまなざしと、近藤の大人ならではの複雑な感情が、丁寧にすくい上げられています。観終わったあと、きっと自分の中にある“誰かを大切に想う気持ち”を思い出すでしょう。
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4. 『劇場版 きのう何食べた?』(2021年)
監督:中江和仁|出演:西島秀俊、内野聖陽 ほか
テレビドラマでも人気を博した「きのう何食べた?」の劇場版。料理上手で几帳面な弁護士・シロさんと、朗らかで人懐っこい美容師・ケンジ。同性カップルの2人が、日々の暮らしの中で少しずつ理解を深めていく様子がほっこり描かれます。
劇場版では、旅行や将来の話題など「人生とパートナーシップ」に向き合うテーマが軸に。日常にある“ごはん”の力、誰かと一緒に過ごす時間の尊さに気づかされます。雨の日、キッチンの音や料理の湯気と一緒に楽しみたい心温まる一本です。
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5. 『グリーンブック』(2019年)
監督:ピーター・ファレリー|出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ ほか
実話に基づいた感動作。1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人天才ピアニスト・ドクター・シャーリーと、粗野で無学な白人用心棒・トニーが織りなすロードムービーです。
立場も価値観も違う2人が旅の中で徐々に理解し合い、深い友情を築いていく様子が心を打ちます。人種差別や偏見といった重いテーマを扱いながらも、どこかユーモアがあって見やすい。雨の日の静けさの中でじっくりと観ることで、彼らの心の変化がよりリアルに感じられるはずです。
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まとめ:雨の日だからこそ、心に優しい映画時間を
静かな雨音に包まれながら、自分のペースで映画を楽しむ時間って特別ですよね。
今回紹介した5作品は、どれも“誰かとの関係”や“自分の心の動き”にそっと寄り添ってくれる名作ばかり。
Amazonプライム・ビデオなら、外に出なくても、温かい紅茶やお菓子を片手に映画の世界にひたれます。ぜひ雨の日のお供に、心をじんわり温めてくれる作品たちを選んでみてください。
※配信状況は2025年4月時点のものです。ご視聴前にAmazonプライム・ビデオにて最新情報をご確認ください。
